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棋譜によるお勉強

囲碁ファンというのは恵まれている。

勉強をしようと思えばいくらでも情報がある。本も多数出ているし、テレビ番組もある。また新聞の夕刊にはたいてい毎日「棋譜」が掲載されている。私はスポーツ観戦が趣味で、ラグビーや女子バスケットボールがとくに好きなのだが、新聞に詳しい情報が掲載されることなどほとんどない…


王座戦 日経夕刊より
(日経新聞 2002 年 10 月 12 日夕刊より)

上に掲載したのが「棋譜」。これは終局図。何日かに渡って1局の碁を掲載するのが普通だ。

ただしかし。最初のうち(20手くらい?)は良いのだが、上の図を見て「フムフム」と納得するのはとても難しい(上級者になればわかるのかもしれないが、少なくとも私には無理だ)。私の場合、棋譜を見るのは「勉強」というよりも「プロの世界をのぞき見る」という感覚に近い。

ヒカルの碁』などにも、よく「棋譜を並べる」という勉強方法が出てくるけれど、そういった勉強は1年くらい碁に親しんでからが良いのではなかろうかというのが個人的な感想。何度か棋譜ならべを試してみたが、紙に記された順番を追って、それをひたすら碁盤に並べるだけになってしまい、とても「流れを感じる」ようなことはできない。

但し。あちこちのウェブでも入手できる棋譜が「宝の山」であることは間違いないと思う。勉強熱心な人にとってはきっと役立つものだろう。「俺は一流の打ち手を目指してるから棋譜で勉強するんだ」という人は、コンピュータに棋譜を打ち込んで再現するというのが良いかもしれない。

コンピュータによる棋譜入力たとえば左図は、私の愛用する「手段対局 IV」(コーエー)にて棋譜を入力しているところ(画像をクリックすると拡大画像が表示されます)。

入力時にはどの石から並べても大丈夫なので、たとえば一番上の段から順番に石を置いていくことができる。棋譜を見るときに面倒な「え〜と、次の石はどこかな」と探す手間が省ける。

かつ入力した棋譜をいつでも、どの手番からも再現することができるし、ときには知人・友人に送って一緒に「検討」することだってできる。

たいていの囲碁ソフトには棋譜を入力する機能がついていると思うので、「初心者だけど棋譜並べをやってみたい!」という人は試してみると上達がはやいかもしれない(先にも書いたように、私はまだ棋譜を並べて勉強するレベルではないと思っている)。

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