id-est Consulting Co., Ltd.

2002年10月23日 ◆ 「やっぱり不調」 −フリー対局−

今日も弟子の話。私はやはり不調。三連星の布石を表面だけなぞり、なんとなく「狙い」を持つ石運びのきっかけをつかんだように感じたんだけど、なかなか這い上がれない。私のやっているのは「布石のまねごと」。石を並べていってもそこから連動する中盤の石運びが全くなっていない。どうも何か「大事なこと」に気付けずにいるように感じる。

それで弟子。本日から十九路盤に進級した。

会社で二子局十三路盤で私と良い勝負をするようになった。もっとも弟子との対局で「陰険」な手は打たないようにはしているけれど、それでも二子局で「まとも」な勝負ができるようになったのは進歩だ。講座の先生のひとりにその旨伝えたところ、十三路で二子局なら十九路で四子でしょうとおっしゃる。

実はこの発言はちょっとショックだった。十三路と十九路というのはずいぶんと違う。たかだか六路増えただけだが、感覚としては十三路がゲーム盤に過ぎないのに比べて十九路は広大な宇宙。そんな中、たかだか四子置いただけで勝負になる?

先生が対局相手を決めるまでの空き時間を使って、弟子と四子局で対局。もちろん十九路だ。先生方は弟子の手筋を見て「うん、なかなか」なんて頷いている。そう、結構細かい碁(勝ち負けの差が微妙なことを、碁の用語で「細かい」と言う)になりそうな気配だった。

この勝負、弟子にとっては始めての十九路。いきなり負けてしまうわけにはいかない。中央の戦いでやや陰険な手をしかける。これにて勝負あり、二十目ほど私の勝ち。

何度か出ている陰険な手。これは同レベルの相手には通用しないけれど、下手(したて)に通用する混乱を招く手のこと。弟子の進歩著しいとは言え、まだ初めて一ヶ月足らず。どうしても相手の石音がするところに注目してしまうところがある。それがたとえ無理手(普通に対処すれば殺せる)であったとしても、どうしても相手の石に応じてしまう。それに乗じて勝利するのが私の「陰険」さ。まあ、それも勝負だ。頑張れ、弟子。

で、その日の対局。陰険なことをして碁打ちの資質を問われかねない私は一勝二敗。弟子は初めての十九路で二勝一敗だったそうだ。弟子が素直に伸びていきそうなのに喜びを感じる反面、自分の直面する壁に自失しそうな感じすら。

あまりの不安さに、しばらく碁をやめてしまいたくも感じる。でもここが講座を取っている良いところ。嫌でも週に二回は打たなくちゃいけない。あまり惨めな碁を打つわけにも行かず、月曜日・水曜日のために多少なりとも勉強をしていこうという気持ちにはなっている。

# でもちゃんと打てるようになるのかなぁ…

TOP PAGE


Copyright © 2002, All rights reserved by id-est Consulting Co., Ltd.
Contact via e-mail : info@id-est.net.